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コースの特長

GIAC Security Essentials (GSEC)

認定資格に関して (英語)

46 CPE

クレジットを利用して認定資格を更新

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20 ハンズオン・ラボ

演習やラボを通じて、学んだ内容を実践的に活用できます

脅威を迅速に検知し、対応し、修復するために不可欠なサイバーセキュリティスキルを習得します。 オンプレミス環境、クラウド環境を問わず、重要な情報およびテクノロジー資産を保護する方法を学びます。

コース概要

情報セキュリティとは、特に組織固有のニーズに即した、最も重要な領域に防御を集中させることです。

SEC401J: Security Essentials - Network, Endpoint, and Cloud(日本語)では、組織のニーズに合わせたネットワーク、エンドポイント、クラウドの防御に焦点を当て、情報セキュリティの基礎知識を習得します。

このコースでは、システムを効果的に保護し、影響を最小限に抑えるための脅威の検知と対応について取り上げます。

SEC401Jでは、攻撃を防御し、攻撃者を検知するための最も効果的な手順を学び、職場ですぐに適用できる実践的なテクニックを習得します。

実践的な知見やヒントを通じて、組織の環境に侵入しようとするさまざまなサイバー攻撃者との絶え間ない戦いに打ち勝つ準備を整えることができます。

新規・強化ラボの概要

SEC401Jに新たに追加された20の最先端ラボで、システムとネットワークの防御に必要な重要スキルを習得しましょう。

これらのラボは、今日の複雑なサイバーセキュリティ上の課題に対処するために不可欠な実践的スキルと、ハンズオン体験を提供できるよう綿密に設計されています。

新規ラボのハイライト

  • ネットワーク分析:tcpdumpとWiresharkのラボを通じてネットワークトラフィックを深く分析し、AWS VPC Flow Logsをはじめとする、検知と対応に不可欠なネットワークフロー情報を学びます。
  • 高度な脅威検知:SIEMログ分析のスキルを習得し、Snort3やZeekなどのツールを活用して、堅牢な侵入検知とネットワークセキュリティ監視を実施します。
  • システムセキュリティ:Linuxのログ管理と監査、Windowsのプロセス調査、Windowsのファイルシステムパーミッションなどのスキルを磨き、包括的なシステム監視を実現します。
  • 監査とコンプライアンス:パスワード監査、バイナリファイル分析、データ損失防止を習得し、新たな脅威から機密データを保護します。
  • 暗号技術と復旧:ハッシュ化と暗号学的検証、暗号化と復号化、モバイルデバイスのバックアップを復旧し、データの保護と復旧を実現します。
  • WindowsとLinuxのセキュリティ:Windowsシステムセキュリティポリシーの適用、Linuxパーミッションの管理、セキュリティ態勢強化のためのLinuxコンテナの活用について学びます。
  • 自動化とディスカバリー:PowerShellを活用してスピードとスケーラビリティを実現し、ネットワークディスカバリーを実施して、セキュリティタスクを効率的に管理します。
  • 脆弱性の悪用と防御: Webアプリケーションの脆弱性を特定・悪用する手法を学び、あわせてセキュリティのベストプラクティスを適用します。

学習内容

  • 検対応, 防御に重点を置いたセキュリティプログラムの策定
  • 重要なセキュリティ上の課題への優先順位付けと効果的な対処
  • ランサムウェアに対する防御の強化と堅牢な認証(IAM、MFA)の実装
  • VLAN、NAC、ゼロトラストの原則を用いたネットワーク設計ベストプラクティスによるマルチクラウド環境のセキュリティ確保
  • tcpdumpやWiresharkなどのツールを活用した強力な脆弱性管理戦略の適用
  • コマンドラインツール、スクリプティング、ネットワークマッピングを活用した監視とリスク管理の強化

ビジネスへの成果

  • 優先度の高いセキュリティ課題に対処する方法
  • 主要クラウドプロバイダー間のセキュリティの強みと差異を活用
  • 攻撃対象領域の検証に役立つネットワーク可視化マップの構築
  • ハードニングと設定管理による組織の攻撃対象領域の縮小

著者のコメント

「私たちを取り巻く世界を見ると、終わりのないセキュリティ侵害の時代に生きているように思われます。一見したところ、セキュリティ侵害の増加は、これまで以上に多くのネットワークに接続されるシステムの急増に起因しているように思われます。しかし、よく考えてみると、不十分なセキュリティ対策にも大きな原因があるのかもしれません。

より多くのシステムがより多くのネットワークに接続されることが、侵害の増加に直結するのであれば、重大な問題に直面することになります。相互接続されたシステムの数は、ますますつながりが深まる世界において増え続けるでしょう。コンピューティングの歴史上かつてないほど多くのセキュリティツールや技術が利用可能な今日、不十分なセキュリティ対策だけでは侵害の増加を説明できないはずです。本当にそうでしょうか?

現実は複雑です。セキュリティの能力が拡大し続ける一方で、侵害も増加し続ける世界に私たちは生きているのかもしれません。

この事実は不安に感じるかもしれませんが、重要なのは「攻撃を知ることが防御につながる」というシンプルな考え方です。この理念に基づき、SEC401Jでは、現代の攻撃者に対抗するための防御力を高める、実践的で即戦力となる知識を提供します。ぜひ私たちと一緒に、戦い方、そして勝ち方を学びましょう。

-Bryan Simon

著者紹介

Bryan SimonシニアインストラクターSANSシニア・インストラクターであり、SEC401の著者。30年以上のサイバーセキュリティの経験と、権威あるGSEを含む22のGIAC認定資格を保有し、FBI、NATO、国連の専門家を育成してきました。Xploit Security Inc.のCEO

Bryan Simon

コースシラバス

概要

最初のセクションでは、組織が可能な限り多くの攻撃を防御しようと努力する一方で、すべての脅威を阻止できるわけではないという現実を学びます。そのため、迅速な検知が極めて重要になります。防御可能なネットワークアーキテクチャの構築方法を、さまざまなネットワーク設計や通信フローとともに理解することは、効果的な対応において不可欠です。次に、どのような組織においても、すべてのデータが同じ価値を持つわけではないことを確認します。日常的な情報もあれば、機密性の高い重要なデータもあり、その喪失は取り返しのつかない損害をもたらす可能性があります。ネットワークベースの攻撃が重要なデータにどのようなリスクをもたらすのか、また組織のインフラストラクチャのどこに脆弱性が存在するのかを理解することが極めて重要です。

そのためには、現代のネットワーク通信プロトコルを十分に理解する必要があります。クラウドコンピューティングは、現代のパブリックおよびプライベートネットワークをめぐる議論の中で、当然ながら重要なテーマとなっています。クラウドのセキュリティ機能やその特性、関連する課題を踏まえずに、防御可能なネットワークを語ることはできません。さらに、この文脈の中で人工知能(AI)にも触れ、AIの基礎と、一般的な誤解とは異なる本来の意味について解説します。クラウドにおけるAIの役割を理解することは不可欠です。多くのAI駆動型ソリューションがクラウド環境で運用されており、現代のサイバーセキュリティにおけるこの2つの重要なテーマはますます密接に関連しています。

さらに深く掘り下げると、攻撃者は私たちと同様に私たちのネットワークに依存していることが明らかになります。攻撃者はシステムからシステムへと容赦なく侵入を繰り返し、私たちのインフラストラクチャを悪用して目的を達成しようとします。私たちのネットワークが、組織独自のニーズとどのように関連して機能しているかを学ぶことで、攻撃者の活動をより的確に検知し、緩和することができます。

このセクションの修了時には、防御可能なネットワークアーキテクチャ、プロトコルとパケット解析、仮想化とクラウドの基礎(AIを含む)、ワイヤレスネットワークセキュリティについて確実に理解できるようになります。

ラボの詳細

  • tcpdumpを用いたネットワークトラフィックのスニッフィングおよび解析
  • Wiresharkを用いたネットワークトラフィックのスニッフィング、プロトコルデコード、および抽出
  • Amazon Web Services(AWS)VPCフローログの調査と解析

トピックの詳細

モジュール:防御可能なネットワークアーキテクチャ

ネットワークを適切に保護・防御するためには、まずネットワークアーキテクチャの論理的および物理的な構成要素について明確かつ十分に理解する必要があります。しかし、ネットワークアーキテクチャの理解にとどまらず、ネットワークを適切に保護・防御するためには、攻撃者がどのようにネットワークの情報システムを悪用して目的を達成するかを理解する必要があります。

  • ネットワークアーキテクチャ
  • ネットワークデバイスに対する攻撃
  • ネットワークトポロジー
  • ネットワーク設計

モジュール:プロトコルとパケット解析

ネットワークの相互動作を深く理解することで、最新の(場合によっては未公開の)攻撃に対しても、より効果的に認識・分析し、適切に対応できるようになります。このモジュールでは、コンピュータネットワークとプロトコルの基本概念を解説します。

  • ネットワークプロトコルの概要
  • インターネットプロトコル(IP)
  • インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)
  • 伝送制御プロトコル(TCP)
  • ユーザーデータグラムプロトコル(UDP)
  • tcpdump

モジュール:仮想化、クラウド、AIの基礎

このモジュールでは、まず仮想化の基本概念を押さえたうえで、仮想化環境におけるセキュリティ上のメリットとリスク、さらに仮想化アーキテクチャの種類による違いについて検討します。クラウドコンピューティングは仮想化技術の上に成り立っているため、本モジュールでは、パブリッククラウドとプライベートクラウドの概要や仕組み、パブリッククラウドが提供する各種サービス(セキュリティサービスを含む)、さらに関連するセキュリティの概念について幅広く解説します。最後に重要な点として、現在のAI機能の多くがクラウド上で動作していることを踏まえ、本モジュールでは、AIとは正確に何か、その期待は妥当なのか、そしてAIが現在意味するものと将来どのような意味を持ち得るのかについて議論します。

  • 仮想化の概要
  • 仮想化セキュリティ
  • クラウドの概要
  • クラウドセキュリティ
  • AIの概要
  • AIセキュリティ

モジュール:ワイヤレスネットワークのセキュリティ確保する

このモジュールでは、現在利用可能なさまざまなワイヤレス通信技術の違いや、それらに内在するセキュリティ上の脆弱性、さらにリスクを許容可能なレベルまで低減するためのアプローチについて、受講者が理解を深められるよう支援します。

  • ワイヤレス通信の普及
  • 従来のワイヤレス:IEEE 802.11とその継続的な進化
  • パーソナルエリアネットワーク
  • 5Gセルラー(モバイル)通信
  • モノのインターネット(IoT)

概要

このセクションでは、システムに対する大規模な脅威と、それに対する防御戦略について解説し、多層防御(defense-in-depth)として知られる階層的な防御の必要性を強調します。まず、情報保証の基礎を確立し、セキュリティ上の脅威がシステムの機密性、完全性、可用性にどのような影響を及ぼすかを検討します。

アクセス制御は多層防御の基本的な要素であるため、アイデンティティおよびアクセス管理(IAM)の中核的な要素について詳しく解説します。主要な認証要素としてパスワードを廃止しようとする取り組みにもかかわらず、パスワードは今日でも広く使用されており、多くのセキュリティ侵害は依然として認証情報の窃取に起因しています。そこで、特にクラウドコンピューティングの文脈において、最新の認証方式とパスワードセキュリティについて詳しく解説します。IAMは、クラウドベースのシステムにおける新たなセキュリティ境界と見なされるようになってきており、その適切な実装は強固な防御にとって極めて重要です。

このセクションの中盤では、現代の攻撃者に対して有効なセキュリティコントロールに焦点を移します。具体的には、Center for Internet Security(CIS)Controls、NIST Cybersecurity Framework、MITRE ATT&CKナレッジベースなどのフレームワークを取り上げて解説します。

ネットワークアーキテクチャに関する前述の内容を振り返りながら、ネットワークの防御力を強化するためのさらなる方法を探ります。これにより、より広範な環境的アプローチへと展開し、転送中および保存時の双方におけるデータ保護の最適な方法について解説するとともに、データ損失防止(DLP)技術についても詳しく解説します。

最後に、現在最も広く使用されているテクノロジーの1つであるモバイルデバイスを取り上げずして、多層防御に関する議論は完結しません。このセクションの最後に、モバイルデバイスに特化したモジュールで、モバイルデバイスがもたらすメリットとセキュリティリスクの両方を検証します。BYOD(Bring Your Own Device)やMDM(Mobile Device Management)などのトピックを詳しく解説します。

ラボの詳細

  • パスワード監査
  • データ損失防止機能を活用した調査手法
  • モバイルデバイスのバックアップから発見されたアーティファクトの調査

トピックの詳細

モジュール:多層防御(Defense-in-Depth)

このモジュールでは、システムに対する脅威を検討し、その防御方法を俯瞰的に考察します。防御は複数の層で構成する必要があることを学びます。これは「多層防御(defense-in-depth)」と呼ばれる原則です。また、システムの保護に有効な関連原則(ゼロトラストなど)についても解説します。

  • 多層防御の概要
  • リスクの構成要素:機密性、完全性、可用性
  • 多層防御のための戦略
  • コアセキュリティ戦略
  • クラウドにおける多層防御
  • ゼロトラストの考え方
  • 可変トラスト

モジュール:IAM、認証、パスワードセキュリティ

このモジュールでは、アイデンティティ管理とアクセス制御の原則について解説します。アクセス制御モデルはセキュリティに対するアプローチが異なるため、その基本原理、長所、短所を考察します。このモジュールでは、認証と認可のプロトコルおよび制御についても簡潔に解説します。アイデンティティおよびアクセス管理の議論は、自然と認証およびパスワードセキュリティの議論へとつながります。このモジュールでは、認証のさまざまな要素(「知識要素」「所持要素」「生体要素」)について詳しく解説します。このモジュールの最後では、「知識要素」の中でも最も一般的(かつ問題の多い)例であるパスワードに焦点を当てて解説します。

  • IAAA:識別、認証、認可、説明責任
  • シングルサインオン(SSO):従来のオンプレミスとクラウド(SAMLおよびOAuth)
  • パスワード管理
  • パスワードテクニック
  • パスワード(パスフレーズ)ポリシー
  • パスワードの保管
  • 鍵導出関数
  • パスワード評価の仕組み
  • パスワード攻撃ツール(HashcatおよびMimikatz)
  • 多要素認証
  • 適応型認証
  • パスワードの先へ:パスキー
  • 特権アクセス管理:オンプレミスとクラウド

モジュール:セキュリティフレームワーク

セキュリティを実装するにあたり、適切な指標(メトリクス)を含むフレームワークを持つことが重要です。よく言われるように、測定できないものは管理できません。このモジュールでは、3つの主要なフレームワークに焦点を当てて解説します。具体的には、Center for Internet Security(CIS)Controls(組織が直面する重大なリスクの優先順位付けを支援するためのもの)、NIST Cybersecurity Framework(サイバーセキュリティリスク全体の管理を支援する標準・ガイドライン・ベストプラクティス)、そしてMITRE ATT&CKナレッジベース(攻撃者の戦術やテクニックを体系化したもの)です。CISコントロールの優先的なアクションと、NISTサイバーセキュリティフレームワークによる全体的なリスクの理解を、攻撃者の戦術とテクニックを考慮しながら組み合わせることで、現代の攻撃者に対する防御の基盤を強固にすることができます。

  • CISコントロールの概要
  • CISコントロールの基本原則
  • ケーススタディ:CISコントロールのサンプル
  • NISTサイバーセキュリティフレームワーク
  • MITRE ATT&CK(TTPおよび既知の攻撃者へのマッピング)

モジュール:データ損失防止

損失か漏えいか?

要するに、データ損失とは、データが破損したり、削除されたり、何らかの形で読み取り不能になったりするあらゆる状態を指します。

データ侵害とは、とりわけ意図しない情報の開示やデータ漏えいにつながる可能性のあるインシデントのことです。このモジュールでは、データ損失または漏えいの正確な定義、および適切なデータ損失防止機能を実装するために活用できる手法について解説します。

  • 損失または漏えい
  • データ損失
  • データ漏えい
  • ランサムウェア
  • 予防戦略
  • 冗長性(オンプレミスとクラウド)
  • データ復旧
  • 関連する規制要件(GDPRおよびCCPA)
  • データ損失防止ツール
  • データ流出に対する防御
  • ユーザーアクティビティの監視

モジュール:モバイルデバイスセキュリティ

このモジュールの前半では、AndroidとiOSのモバイルオペレーティングシステムを比較し、両者の大きな違いについて解説します。モジュールの最後に、両モバイルオペレーティングシステムのセキュリティ機能について簡潔に解説し、マルウェアによる深刻な攻撃の可能性についても取り上げます。

  • AndroidとiOSの比較
  • Androidのセキュリティ
  • Androidのセキュリティ機能
  • Androidについて知っておくべきこと
  • Androidのフラグメンテーション
  • Androidのセキュリティ修正プロセス
  • Apple iOSセキュリティ
  • Apple iOSのセキュリティ機能
  • iOSについて知っておくべきこと
  • iOSのアップデート
  • モバイルの課題と可能性
  • モバイルデバイス管理
  • root化およびジェイルブレイク(脱獄)
  • モバイルマルウェアの緩和策
  • Androidマルウェア
  • iOSマルウェア

概要

このセクションでは、脆弱性が発生し得る環境内のさまざまな領域に焦点を当てます。まず、脆弱性とは何かを定義し、効果的な脆弱性診断プログラムを確立する方法について解説します。脆弱性とは攻撃者が悪用する弱点であるため、このトピックの議論では、実際の侵害事例を交えながら、最新の攻撃手法についても詳しく検討する必要があります。脆弱性の潜在的な領域の中でも、Webアプリケーションは最大級のリスクを伴い、最も深刻な結果を招くことが少なくありません。Webアプリケーションに関連する脆弱性が広範にわたるため、1つのモジュール全体をWebアプリケーションセキュリティの概念を解説します。

脆弱性は攻撃者にシステムへの容易なアクセスを許してしまう可能性がありますが、侵害後の攻撃者の行動は多くの場合、検知可能であることを忘れてはなりません。

ハードウェアとソフトウェアのロギング機能を効果的に活用することで、攻撃者の活動をより迅速に検知することができます。この内容は、セキュリティオペレーションとログ管理に焦点を当てた最後から2番目のモジュールで取り上げます。

最後に、あらゆる侵害に対処するために、十分に体系化された対応計画を策定しておくことが極めて重要です。適切なインシデント対応の手法は、このセクションの最終モジュールで解説します。

ラボの詳細

  • Nmapによるシステム、ポート、および脆弱性の発見
  • マルウェア分析
  • Webアプリケーションの脆弱性を悪用したエクスプロイト
  • インシデント対応と調査のためのSIEMログの活用

トピックの詳細

モジュール:脆弱性診断

このモジュールでは、適切な脆弱性管理フレームワークの範囲内で、ネットワークのマッピングと脆弱性スキャンに使用されるツール、テクノロジー、テクニックを取り上げます。

  • 脆弱性診断入門
  • 脆弱性診断の実施手順
  • 重要度とリスク

モジュール:ペネトレーションテスト

ペネトレーションテストの役割は多くの組織で理解されていますが、近年ではレッドチーミングやパープルチーミング、攻撃者エミュレーションといった新たなテスト手法も登場しています。多くの場合、ペネトレーションテストはスコープが限定されており、テスト実施者が攻撃者の行動を真にエミュレートし模倣することが困難です。そこで、レッドチーミングと攻撃者エミュレーションの機能が重要な役割を果たします。さらに、組織に価値をもたらすためには、ペネトレーションテストに対する体系的かつ綿密なアプローチが必要です。

  • ペネトレーションテストとは何か、そしてなぜ必要なのか
  • レッドチーム
  • 攻撃者エミュレーション
  • パープルチーム
  • 外部および内部ペネトレーションテスト
  • Webアプリケーションペネトレーションテスト
  • ソーシャルエンジニアリング
  • モバイルデバイステスト
  • IoT(モノのインターネット)テスト
  • ペネトレーションテストのプロセス
  • ペネトレーションテストツール(Nmap、Metasploit、Meterpreter)
  • パスワードの漏洩、再利用、スタッフィング、およびスプレー

モジュール:攻撃とマルウェア

このモジュールでは、著名な侵害事例の共通点と、さまざまな業界で数十万ものシステムを機能不全に陥れ続けているランサムウェア攻撃について検証します。攻撃の詳細を解説し、攻撃を可能にした条件だけでなく、このような攻撃に伴うリスクを管理するための戦略についても取り上げます。

  • 注目度の高い侵害事例とランサムウェア
  • RaaS(Ransomware as a Service)
  • 主な攻撃手法
  • マルウェアとその分析

モジュール:Webアプリケーションセキュリティ

このモジュールでは、セキュアなWebアプリケーションの設計とデプロイにおいて知っておくべき最も重要なポイントを解説します。Web通信の基礎から始め、HTTP、HTTPS、HTML、クッキー、認証、および状態管理について学びます。最後に、Webアプリケーションの脆弱性を特定し修正する方法について解説します。

  • Web通信の基礎
  • クッキー
  • HTTPS
  • セキュアなWebアプリケーションの開発
  • OWASPトップテン
  • セキュアコーディングの基本
  • Webアプリケーションの脆弱性
  • Webアプリケーション監視
  • Webアプリケーションファイアウォール(WAF)

モジュール:セキュリティオペレーションとログ管理

このモジュールでは、ロギングの基本的な構成要素、ロギングを適切に管理する方法、およびインシデント対応においてロギングを最大限に活用するための考慮事項を取り上げます。

  • ロギングの概要
  • ログ収集アーキテクチャ
  • ログフィルタリング
  • ロギング標準の課題
  • ロギングのセットアップと設定
  • ログ分析ツール
  • ログ集約とSIEM
  • 主要なロギングアクティビティ

モジュール:デジタルフォレンジックとインシデント対応

このモジュールでは、インシデントハンドリングの基礎と、それが組織にとって重要である理由について解説します。独自のインシデント対応手順と対応計画を策定するための多段階プロセスを概説します。デジタルフォレンジックの手法を活用し、プロセスの再現性と検証可能性を確保することも、本教材における重要なテーマの一つとして解説します。

  • デジタルフォレンジック入門
  • デジタルフォレンジックとは?
  • デジタルフォレンジックの実践
  • 調査プロセス
  • フォレンジックの健全性の維持
  • フォレンジックアーティファクトの調査例
  • DFIR(デジタルフォレンジックおよびインシデント対応)のサブ分野
  • デジタルフォレンジックツール
  • インシデントハンドリングの基礎
  • インシデントハンドリングの多段階プロセス
  • スレットハンティング

概要

完全なセキュリティを保証する単一のソリューションは存在しませんが、多くのセキュリティ上の課題に対処できる技術の一つが暗号技術です(ただし、適切に導入・運用されていないケースも少なくありません)。このセクションの前半では、さまざまな暗号技術の概念を詳しく解説し、組織の資産を効果的に保護するための活用方法を探ります。

後半では、攻撃者による組織へのアクセスを阻止する防御テクノロジーに焦点を移します。これには、ファイアウォールや侵入防御システムの活用が含まれます。また、侵入検知システム(IDS)など、攻撃者の存在を特定するための検知技術についても解説します。これらの防御・検知手法は、ネットワークレベルとエンドポイントレベルの両方でデプロイでき、その実装における類似点と相違点について解説します。

ラボの詳細

  • ハッシュ化と暗号学的検証
  • 暗号化、復号化、およびデジタル署名の技法
  • SnortおよびZeek侵入検知システムを活用したインシデント検知

トピックの詳細

モジュール:暗号技術

暗号技術は、機密性、完全性、認証、否認防止を実現するために必要な機能を提供します。暗号システムには、一般的に対称暗号、非対称暗号、ハッシュの3種類があります。これらのシステムは通常、使用される鍵の数と、達成するセキュリティ目標によって区別されます。このモジュールでは、各種暗号システムと、それぞれが特定のセキュリティ機能を実現するためにどのように使用されるかについて解説します。

  • 暗号システムの基礎
  • 暗号技術
  • 暗号解読
  • 暗号システムの主な種類(対称暗号、非対称暗号、ハッシュ)
  • デジタル署名

モジュール:暗号アルゴリズムとデプロイメント

このモジュールでは、現代の暗号技術を支える数学的概念について概括的に理解することができます。また、暗号技術による防御を突破するために用いられる一般的な攻撃手法についても解説します。

  • 強力な暗号技術の数学的特徴
  • AES
  • RSA
  • ECC
  • 暗号技術への攻撃(暗号解読)

モジュール:暗号技術の適用

このモジュールでは、転送中のデータの保護と保存時のデータの保護という観点から、暗号技術の実践的な適用について解説します。

最後に、公開鍵の管理(および関連する証明書の概念)について、公開鍵基盤(PKI)の観点から重要なポイントを解説します。

  • 転送中のデータ
  • 仮想プライベートネットワーク(VPN)、IPsecおよびSSLベース
  • 保存時のデータ
  • ファイル/フォルダレベルの暗号化
  • フルディスク暗号化
  • GNU Privacy Guard(GPG)
  • 鍵管理
  • 公開鍵認証基盤(PKI)
  • デジタル証明書
  • 認証機関

モジュール:ネットワークセキュリティデバイス

このモジュールでは、ネットワークセキュリティデバイスの3つの主要カテゴリーについて解説します:ファイアウォール、ネットワーク侵入検知システム(NIDS)、ネットワーク侵入防御システム(NIPS)です。これらを組み合わせることで、防御と検知の包括的な機能を提供します。

  • ファイアウォールの概要
  • ファイアウォールの種類
  • ファイアウォールの設定とデプロイに関する考慮事項
  • NIDS
  • NIDSの種類
  • NIDSとしてのSnort
  • NIPS
  • NIPSのデプロイ手法
  • NIPSのセキュリティおよび生産性リスクに関する考察

モジュール:エンドポイントセキュリティ

このセクションの最終モジュールでは、エンドポイントの観点からセキュリティを実装するための主要なコンポーネント、戦略、およびソリューションについて検討します。これには、エンドポイントセキュリティに対する一般的なアプローチ、アクティビティのベースライン化戦略、ホストベースIDS(HIDS)やホストベースIPS(HIPS)などのソリューションが含まれます。

  • エンドポイントセキュリティの概要
  • エンドポイントセキュリティのコアコンポーネント
  • エンドポイントセキュリティの強化
  • エンドポイントセキュリティソリューション
  • マルウェア対策
  • エンドポイントファイアウォール
  • 完全性チェック
  • HIDS、HIPS、およびEDR

概要

Windowsがシンプルだった頃を覚えているでしょうか?

小規模なワークグループでWindows XPのデスクトップを使っていた頃は、すべてがシンプルに思えました。しかし、状況は大きく変わりました。今日では、Windowsタブレット、Azure、Active Directory、PowerShell、Microsoft 365(旧Office 365)、Hyper-V、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)など、多岐にわたる環境を管理しています。MicrosoftがGoogleやAmazonのようなクラウド大手と競合する中、クラウドのセキュリティ確保は重大な課題となっています。

Windowsは依然として、世界で最も広く使用され、最も攻撃対象とされているデスクトップOSです。同時に、Active Directory、公開鍵認証基盤(PKI)、BitLocker、エンドポイントセキュリティ、ユーザーアクセス制御の複雑さは、課題と可能性の両方をもたらします。このコースセクションでは、Windowsセキュリティの基本を習得しながら、オンプレミスでもMicrosoft Azureを使用したクラウドでも、業務を効率化および自動化できるツールを紹介します。このセクションの修了時には、Windowsエコシステムにおける自動化と監査を含む、Windowsセキュリティの確固たる基盤を習得できます。

ラボの詳細

  • プロセスの監視と分析
  • インシデント対応の一環としてのNTFSファイルシステムパーミッション分析
  • セキュリティテンプレートによるシステムベースライン構成の監査と適用
  • PowerShellスクリプティングと自動化テクニックによるスピードとスケーラビリティの実現

トピックの詳細

モジュール:Windowsセキュリティインフラストラクチャ

このモジュールでは、Windowsセキュリティを支えるインフラストラクチャについて解説します。Windowsセキュリティモデルの全体像を俯瞰的に概説します。以降の内容を理解するために必要となる基礎的な概念を解説します。

  • Windows製品群
  • Windowsワークグルプとアカウント
  • Windows Active Directoryとグループポリシー

モジュール:Windows as a Service

このモジュールでは、アップデート(パッチ)に関するWindowsシステムの管理手法、および新しいクラウドベースのデプロイ手法(Windows Autopilot、Windows Virtual Desktop、Windows 365)について解説します。

  • サポート終了
  • サービスチャネル
  • Windows Update
  • Windows Server Update Services(WSUS)
  • Windows Autopilot
  • Windows Virtual Desktop
  • Windows 365

モジュール:Windowsアクセス制御

このモジュールでは、Windows NTファイルシステム(NTFS)、共有フォルダー、Active Directory、および特権において、パーミッションがどのように適用されるかを理解することに重点を置いています。BitLockerについては、アクセス制御(暗号化)のもう1つの形態として、また、Trusted Platform Module(TPM)がある場合に起動プロセスの完全性を維持するツールとして解説します。

  • NTFSパーミッション
  • 共有フォルダーパーミッション
  • Active Directory
  • パーミッション
  • 特権
  • BitLockerドライブ暗号化
  • 個人データ暗号化(PDE)
  • ハードウェアベースのセキュリティ(Microsoft Pluton)

モジュール:セキュリティ設定の適用

このモジュールでは、セキュリティ設定の変更を自動化するための最も優れたツールの1つであるSecEdit.exeについて解説します。これはMicrosoftのセキュリティの構成と分析スナップインのコマンドライン版です。パスワードポリシーや監査ポリシーなど、このツールで実行できる最も重要な設定変更について確認します。また、グループポリシーオブジェクト(GPO)と、ドメイン全体にわたるセキュリティ設定のベストプラクティスの適用についても簡潔に解説します。

  • セキュリティテンプレートの適用
  • セキュリティの構成と分析スナップインの活用
  • ローカルグループポリシーオブジェクトの理解
  • ドメイングループポリシーオブジェクトの理解
  • 管理者ユーザー
  • 特権アカウント管理
  • 管理者特権の削減
  • AppLocker
  • ユーザーアカウント制御
  • Windowsファイアウォール
  • IPsec認証と暗号化
  • リモートデスクトップサービス
  • 推奨GPO設定

モジュール:Microsoftクラウドコンピューティング

LAN内でもクラウド内でも、さまざまなサーバーが混在しているのが一般的です。MicrosoftのクラウドはAzureと呼ばれています。

Azure上に、Microsoftは Microsoft 365、Exchange Online、OneDrive、Intuneをはじめとする多数のサービスを実装しています。MicrosoftはWindows 10とWindows 11をAzureとの統合を前提に設計しているため、WindowsのセキュリティにはWindows単体だけでなくAzureも含まれます。Microsoft Azureの基本概念を理解することは、セキュリティ専門家としてのキャリアにとって重要です。

  • Microsoftのクラウドコンピューティングへの全面的な注力
  • Microsoftクラウドの種類:IaaS、PaaS、SaaS、およびDaaS
  • Microsoft Azure
  • Entra ID(Azure Active Directory)
  • Entra IDシングルサインオン
  • 多要素認証
  • 管理者ロールの縮小
  • エンドポイントセキュリティの適用
  • Microsoft Intune
  • Azure条件付きアクセス
  • Azure Monitor
  • Azure Sentinel(SIEMおよびSOAR)
  • Azure Policy
  • Azure Security Center

モジュール:自動化、ロギング、および監査

自動化、ロギング、監査は密接に関連しています。作業を自動化できなければ、監査はまったく実施されないか、散発的にしか行われないからです。また、作業を自動化できなければ、物理的に操作できる少数のマシンを超えて作業をスケールさせることはできません。幸いなことに、最新のWindowsシステムには非常に強力な自動化機能が搭載されています。それがPowerShellです。本モジュールでは、PowerShellとは何か、そしてデプロイの一貫性確保、変更検知、システムの修復、さらにはスレットハンティングにPowerShellを活用する方法を学びます。

  • Windows PowerShellとは?
  • Windows PowerShellとPowerShell Coreの比較
  • Windows Subsystem for Linux(WSL)
  • Azureにおける自動化とコマンドライン機能(PowerShell AzモジュールおよびAzure CLI)
  • Azure Cloud Shell
  • ランブック
  • 変更検知と分析を活用した継続的な運用データの収集

概要

組織内のLinuxシステムの数はそれほど多くないかもしれませんが、保有しているものは最も重要なシステムであることが多く、最高レベルの保護が必要です。このコースセクションでは、あらゆるLinuxシステムのセキュリティを強化するための実践的なガイダンスを提供することに重点を置いています。Linux初心者にも分かりやすい基礎知識を踏まえたステップバイステップの手順に加え、さまざまなスキルレベルの管理者に向けて、高度なセキュリティ対策やベストプラクティスについても解説します。

Linuxがフリーかつオープンソースのオペレーティングシステムとして高く評価されていることを踏まえると、多くの先進的なセキュリティの概念がLinux向けにいち早く開発されてきたのも自然なことです。その代表的な例の1つが、クラウドコンピューティングのデプロイに強力かつ柔軟な機能を提供するコンテナです。コンテナは当初、セキュリティ目的で設計されたものではありませんが、最小化の原則に基づいて構築されており、多層防御セキュリティ戦略の一環として活用することができます。このモジュールでは、コンテナが情報セキュリティにおいて何を意味し、何を意味しないのかを整理し、あわせてコンテナ管理のベストプラクティスについて解説します。

最後に、UNIX基盤上に構築されたAppleのmacOSのレビューで、このセクションを締めくくります。macOSは堅牢なハードウェアおよびソフトウェアのセキュリティ機能を備えている一方で、そのセキュリティ能力と限界については誤解されることも少なくありません。

ラボの詳細

  • Linuxパーミッション
  • コンテナとロギングの概念
  • Linuxのロギングと監査機能

トピックの詳細

モジュール:Linuxの基礎

このモジュールでは、Linuxシステムの設定とセキュリティ確保を理解するために必要な基礎事項について解説します。

  • オペレーティングシステムの比較
  • Linuxの脆弱性
  • Linuxオペレーティングシステム
  • シェル
  • Linuxカーネル
  • Linuxファイルシステムと固有のセキュリティ機能
  • 保存時の暗号化
  • パーミッション
  • ユーザーアカウント
  • PAMサブシステム
  • コマンドライン機能
  • サービスハードニング
  • パッケージ管理

モジュール:コンテナ型セキュリティ

セグメンテーションとアイソレーション手法の重要性は過小評価できません。アイソレーション手法は、攻撃者による初期の被害を緩和し、検知のための時間を確保するのに役立ちます。このモジュールでは、仮想化とコンテナという2種類のアイソレーション手法について解説し、比較します。コンテナによって実際にどのようなセキュリティ上のメリットが得られるのか、またコンテナ自体で発生し得るセキュリティ上の問題については、多くの誤解が存在します。コンテナとは何か、コンテナをデプロイするためのベストプラクティス、そしてコンテナをセキュアに保つ方法について解説します。

  • 仮想化
  • コンテナとVMの比較
  • コンテナとオーケストレーション
  • LXC
  • Cgroupsと名前空間(ネームスペース)
  • Docker
  • Dockerイメージ
  • Kubernetes
  • コンテナセキュリティ
  • Dockerのベストプラクティス
  • 脆弱性管理とセキュア構成ベースライン

モジュール:Linuxセキュリティの強化とインフラストラクチャ

このモジュールでは、最新のLinuxシステムを強化しハードニングするためのセキュリティ強化策に焦点を当てています。コースの前半で解説したとおり、ロギングは防御において極めて重要な役割を果たします。しかし、Linuxのネイティブロギングの大半は、セキュリティではなく技術的なトラブルシューティングを主眼としています。このギャップを解消するために、Linuxのログをセキュリティ資産として活用するための追加ツールや設定について解説します。特に、カーネルレベルでセキュリティ関連イベントをキャプチャすることで従来のロギングを拡張し、管理者が潜在的な侵入をより効果的に検知、調査、対応できるようにするauditdについて解説します。

  • SELinux
  • AppArmor
  • カーネルモジュールのセキュリティ
  • SSHハードニング
  • ログファイル
  • ログローテーション
  • auditd

モジュール:macOSセキュリティ

このモジュールでは、macOSシステムに組み込まれているセキュリティ機能に焦点を当てます。macOSは比較的セキュアなシステムで、さまざまな機能を提供していますが、他のオペレーティングシステムと同様に脆弱性を持つ可能性もあります。

  • macOSとは?
  • プライバシーコントロール
  • キーチェーン
  • 強力なパスワード
  • Gatekeeper
  • アンチフィッシングとダウンロード保護
  • XProtect
  • ファイアウォール機能
  • FileVault
  • サンドボックス化とランタイム保護
  • セキュリティエンクレーブ
  • macOSの脆弱性とマルウェア 

受講前に知っておくべきこと

重要!

以下の説明に従って設定したシステムをご用意ください。このコースに参加するためには、適切に設定されたシステムが必要です。これらの指示をよく読み、それに従わない場合、コースのハンズオン演習に十分に参加できない可能性があります。したがって、指定されたすべての要件を満たすシステムでお越しください。

受講前にシステムをバックアップしてください。さらに望ましいのは、機密データや重要なデータを含まないシステムを使用することです。SANSは、受講者のシステムおよびデータについて責任を負いません。

必須システムハードウェア要件

  • CPU:64ビットIntel i5/i7(第8世代以降)、またはAMD相当品。
  • このコースでは、x64ビット、2.0GHz以上のプロセッサが必須です。
  • 重要:Apple Siliconデバイスは必要な仮想化を実行できないため、このコースでは一切使用できません。
  • BIOS設定は、「Intel-VTx」や「AMD-V」拡張機能などの仮想化テクノロジーを有効にする必要があります。変更が必要な場合に備えて、BIOSがパスワードで保護されている場合は、必ずアクセスできる状態にしておいてください。
  • 16GB以上のRAMが必要です。
  • 100GB以上の空きストレージ容量が必要です。
  • 使用可能なUSB 3.0 Type-Aポートが少なくとも1つ必要です。
  • 新しいノートPCでは、Type-CからType-Aへのアダプターが必要になる場合があります。
  • 一部のエンドポイント保護ソフトウェアではUSBデバイスの使用が制限される場合があります。受講前に、USBドライブを使用してシステムの動作確認を行ってください。
  • ワイヤレスネットワーク接続(802.11規格)が必要です。
  • 教室には有線インターネット接続はありません。

必須ホスト設定およびソフトウェア要件

  • ホストOSは、Windows 10、Windows 11、またはmacOS 10.15.x以降の最新バージョンである必要があります(IntelベースのMacのみ)。
  • 受講前にホストOSを最新の状態にアップデートし、適切なドライバおよびパッチがインストールされていることをご確認ください。
  • ウイルス対策ソフトまたはエンドポイント保護ソフトが無効化もしくは完全に削除されているか、またはそのための管理者特権を有していることを確認してください。
  • SANSの多くのコースでは、オペレーティングシステムへの完全な管理者アクセスが必要であり、これらのソフトウェアはラボの実施を妨げる可能性があります。
  • エグレス(送信)トラフィックのフィルタリングは、コースのラボの実施を妨げる可能性があります。
  • ファイアウォールは無効にするか、無効にするための管理者特権を有している必要があります。
  • 受講開始前に、VMware Workstation Pro 16.2.X+(Windows 10ホスト用)、VMware Workstation Pro 17.0.0+(Windows 11ホスト用)、またはVMware Fusion Pro 12.2+(macOSホスト用)をダウンロードし、インストールしてください。
  • Windowsホストでは、VMware製品はHyper-Vハイパーバイザーと共存できない場合があります。
  • 最適な環境を確保するため、VMwareが仮想マシンを起動できることを確認してください。
  • そのためには、Hyper-Vを無効にする必要があるかもしれません。Hyper-V、Device Guard、およびCredential Guardを無効にする手順は、コース教材に付属のセットアップドキュメントに記載されています。
  • 7-Zip(Windowsホスト用)またはKeka(macOSホスト用)をダウンロードしてインストールしてください。これらのツールは、ダウンロード済みのコース教材にも含まれています。

コースメディアはダウンロード形式で配信されます。コースで使用するメディアファイルは大容量になることがあります。多くは40〜50GBの範囲で、中には100GBを超えるものもあります。ダウンロード完了までに十分な時間を確保してください。インターネットの接続速度は大きく異なり、多くの要因に左右されます。そのため、教材のダウンロードにかかる所要時間をお見積もりすることはできません。リンクを入手したら、速やかにコースメディアのダウンロードを開始してください。コースメディアは受講初日から必要となります。ファイルサイズが大きいため、ダウンロードは前日までに完了しておくようお願いいたします。

コース教材には「セットアップ手順書」が含まれており、対面クラスへの参加前、またはオンラインクラスの開始前に実施すべき重要な手順が詳しく記載されています。これらの手順の完了には30分以上かかる場合があります。

このコースでは、ラボの手順に電子ワークブックを使用します。この環境では、コースのラボ作業中にクラス教材を表示しておくために、2台目のモニターやタブレットデバイスがあると便利です。

ノートPCの仕様に関するご質問は、カスタマーサービスまでお問い合わせください。

SEC401Jトレーニングは、以下のような幅広い方々におすすめです:

  • 技術的なセキュリティ知識を向上させたいセキュリティ専門家
  • 基本的な概念を超えて、セキュリティをより深く理解したいマネージャー層
  • 業務の効果を高めるためにセキュリティ意識が必要な運用スタッフ
  • セキュアなネットワークとシステムの構築を目指すITエンジニア、スーパーバイザー、および管理者
  • フォレンジックスペシャリスト、ペネトレーションテスター、および確固たるセキュリティ基盤を必要とする監査担当者
  • ITやネットワークの知識を持つ情報セキュリティの新任者

GIAC Security Essentials(GSEC)認定資格は、単純な用語や概念を超えた情報セキュリティに関する実務者の知識を認定するものです。GSEC認定資格保持者は、セキュリティ業務に関するITシステムの実務的な役割を遂行する能力を有していることを実証しています。

  • 多層防御、アクセス制御、パスワード管理
  • 暗号技術:基本概念、アルゴリズムとデプロイメント、および適用
  • クラウド:AWSとAzureの運用
  • 防御可能なネットワークアーキテクチャ、ネットワークとプロトコル、ネットワークセキュリティ
  • インシデントハンドリングと対応、データ損失防止、モバイルデバイスセキュリティ、脆弱性スキャン、ペネトレーションテスト
  • Linux:基礎、ハードニング、セキュリティ確保
  • SIEM、クリティカルセキュリティコントロール、エクスプロイトの緩和
  • Web通信セキュリティ、仮想化とクラウドセキュリティ、およびエンドポイントセキュリティ
  • Windows:アクセス制御、自動化、監査、フォレンジック、セキュリティインフラストラクチャ、およびサービス

認定資格の詳細

  • 500ページ以上の演習を収録したコースブックおよびラボワークブッ
  • 必須ツールがプリインストールされた仮想マシン
  • TCP/IPリファレンスガイド
  • コース全講義のMP3オーディオファイル

SEC401Jコースは、セキュリティのすべてのコア分野を網羅しており、テクノロジー、ネットワーク、およびセキュリティに関する基本的な理解を前提としています。

この分野が初めてで予備知識のない方には、SEC275: Foundations - Computers, Technology and SecurityまたはSEC301: Introduction to Cyber Securityを推奨しています。

これらのコースはSEC401Jの前提条件ではありませんが、学習効果を最大化するための基礎知識を提供するものです。

SEC401Jコースは、「Core Techniques」ラーニングパスの一部であり、セキュリティ専門家がシステムの保護、維持、セキュリティ確保に必要な重要な情報、スキル、および戦略を習得することを目的としています。

現在の役割や目指すキャリアに応じて、以下のコースがサイバーセキュリティのキャリアにおける最適な次のステップとなります:

  • セキュリティオペレーションセンター(SOC)アナリスト
    • SEC450: Blue Team Fundamentals: Security Operations and Analysis
    • SEC511: Cybersecurity Engineering: Advanced Threat Detection and Monitoring
  • インシデントハンドラー:
    • SEC504: Hacker Tools, Techniques, and Incident Handling
  • クラウドセキュリティアーキテクト:
    • SEC510: Cloud Security Controls and Migration
    • SEC540: Cloud Security and DevSecOps Automation

SEC401Jトレーニングで扱うサイバーセキュリティエッセンシャルは、現代のサイバー脅威からネットワーク、エンドポイント、およびクラウド環境を保護するために必要な基本原則とスキルを包括しています。このコースで取り扱う主なトピックは以下のとおりです:

  • 防御可能なネットワークアーキテクチャ:ネットワークセキュリティを理解することで、ネットワークベースの攻撃を特定・阻止できるレジリエントなシステムを設計でき、重要なデータの保護に不可欠です。
  • 階層型セキュリティまたは多層防御:この概念は、リスクを緩和するために複数のセキュリティコントロールを階層的に適用するもので、特にユーザーアクセスを制御・保護するアイデンティティおよびアクセス管理(IAM)に重点を置いています。
  • 脆弱性管理:サイバーセキュリティの維持に不可欠であり、ネットワーク接続されたすべてのシステムの脆弱性を特定、評価、緩和することで、スレットアクターによる悪用の可能性を低減します。
  • クラウドセキュリティと仮想化:SEC401Jトレーニングでは、クラウドコンピューティングのリスクを理解し、クラウドベースの資産を防御することに重点を置いています。クラウド環境への移行が進む中、これは極めて重要です。

これらのサイバーセキュリティエッセンシャルは、サイバー脅威を効果的に防御、検知、対応するための強固な基盤を確立する上で極めて重要です。これらの基礎的要素がなければ、高度なセキュリティ対策が弱体化し、基本的なセキュリティギャップを悪用した侵害につながる可能性があります。

SEC401Jコースは、新任から経験豊富な情報セキュリティプロフェッショナルまで幅広い層に対し、総合力を備えた実務者への成長を支援する有益なキャリアメリットを提供します。

主なキャリア上のメリットは以下のとおりです:

  • 包括的な知識基盤:SEC401Jトレーニングは、30以上の情報セキュリティトピックを網羅しており、受講者はネットワークセキュリティ、クラウドセキュリティ、脆弱性管理、オペレーティングシステム保護など、重要な概念に幅広く触れることができます。この幅広い知識により、さまざまな職務における汎用性と適応力を高めることができます。
  • 実践的スキルと現場での応用:シナリオベースのラボを通じて、セキュリティインシデントやインシデント対応に関するハンズオン経験を積み、習得したスキルを実務に直接活用できます。このコースは、学んだ内容を自信を持ってすぐに業務へ適用できるよう設計されています。
  • キャリアの柔軟性とキャリアアップ:SEC401Jトレーニングは、技術職であれ管理職であれ、両方の視点に対する理解を深めます。この包括的な視点は、現在の能力を強化するだけでなく、セキュリティエッセンシャルの基礎知識を求められる上位職や認定資格への道も拓きます。
  • 現代の脅威に対する備えの強化:このコースでは、現代のサイバー脅威に対する防御戦略に重点を置き、リスクを的確に予測し緩和する能力を養います。このようなプロアクティブなセキュリティアプローチは、業界を問わず高く評価されており、あらゆる組織のセキュリティ態勢において貴重な人材となることができます。
  • 認定資格の準備:このコースには、GIAC Security Essentials(GSEC)認定試験の準備に向けた豊富なコンテンツが含まれており、復習用のMP3録音などのリソースも提供しています。このサポートにより、認定資格取得に向けた準備がスムーズに進み、専門家としての信頼性や市場での競争力の向上につながります。

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